人、支え合う
先週祖母を亡くした祖父。
2年半にわたる闘病生活を支え、悔いはないと言う。
葬儀では17年ぶりに一族が大集合。
祖母を見送るのはさびしい。
しかし、和やかで温かい空気に包まれた。
電話口で
「一人になってしまった。」
と、祖父。
祖母が入院をしている間も一人暮らしだった。
しかし、その命の光か細く危なげな存在でも、
祖父にとってはどれほど力強い支えだったか、
そのことに想いを馳せると胸が熱くなる。
「また電話するね」
そう声かけたのはきれいごとでもなんでもない。
今度は遺された私たちが祖母の分まで
祖父にとっての支えになっていければと、心から。