ひと・ひかり

今日という日に感謝を込めて、1日に1つ、心に明かりを灯す発見、気づきを綴っていければと思います。願わくは1人でも多くの皆様の心にも温もりが届きますように。

戦争から考える命のリレーの神秘

戦争に行き、ロシアと中国の国境で戦い、シベリアに抑留され、命からがら帰国した祖父。

何か一つでも違っていたら、その命は繋がらなかった。

何か一つでも事象がズレていたら、今の私はいなかった。

同じように、どの人も、寸分の間違いなく、すべて存在しなければならない存在として今の世に生きている。

命のリレーとは、まさに奇跡の積み上げ。

その神秘に畏敬を抱き、

感謝しつつ、精一杯生きたい。

今、ここを。

一人勝ちの時代は終わった

「もう”一人勝ち”の時代は終わった」

 

カンブリア宮殿で取り上げられていた

福島屋の福島徹会長の言葉。

 

「人は、利益を追求するだけでは頑張りきれない。

 人のための方が頑張れる。」

 

という言葉も同時に紹介されていた。

 

「目標達成型」から「天命追求型」への

チェンジでもあるのだと思う。

 

「働く」とは、「傍(周りの人々)を楽にする」

という意味でもある。

 

そんな気持ちで仕事に打ち込めるなんて、

こんな幸せ、あるだろか。

 

今自分の置かれている状況を甘受し、

自分のすべきこと、自分にできることを

心を尽くしてやらせていただくことから

幸せへの一歩はすでに始まっている。

 

 

叱らないことで応用できること

ABA~Applied Behavior Analysis

応用行動分析

 

科学的に「行動」についての因果関係を分析し、

よくない行動の習慣をよい行動の習慣に変えたり、

よくない行動をやめさせたり、

よい行動の習慣をさらに伸ばすため、

さまざまなケースを個別具体に検証しながら

「叱りゼロ」で実践していく手法が紹介してある。

叱りゼロで「自分からやる子」に育てる本

叱りゼロで「自分からやる子」に育てる本

 

 これは、子どもの子育てについての本であるが、

応用行動分析の考え方は

社会における大人同士の人間関係にも当てはまる。

 

「美味しいね」「ありがとう」「助かるよ」「頼りにしているわ」

タイミングを逃さず、相手に伝えること。

「愚痴ゼロ」「嫌味ゼロ」の手法は、

大人の世界にも導入できそうだ。

 

倍返し

私の「ものの見方」を変えてくださった方に

小林正観さんという方がおられる。

その方が言われていた。

 

人の悪口を3分言うと、

自分もまたどこかで悪口を言われる、6分間。

人を3分ほめると、

自分もまたどこかで褒められている、6分間。

 

これが、お天道さまからの律儀な「倍返し」だそうだ。

 

今日はどれだけ人を褒めれたか、

何に感謝できたか、

振り返りながら眠るといい。

「ほめ忘れ!感謝し忘れ!」は、その日のうちに、笑。

 

原爆に思う

ニュース報道で、毎年なされている。

 

・8月6日は何の日か。

・原爆に正当性があるか。

 

最近では、広島の人でさえ、

原爆投下の正当性を支持する声が増えてきているとか。

 

これは世代が変わったからということより、

人の質が変わってきているからではと懸念している。

 

そういう私も、かつて、日本人以外の視点から

太平洋戦争を考察する機会があり、

原爆のとらえ方も様々なものがあると考えていた。

 

しかし、今は心から思う。

 

人の生命を殺めるものに正当性はない。

 

どんな理由があろうと、それは許されてはいけない。

 

原爆の正当性を認める人たちが増えてきているというのは、

人の生命を軽く見る人が増えてきているということなのではと、

戦争の風化というより、人間の根本のゆらぎに不安を感じる。

 

そして私は、私にできることを考える。

批判する、落胆する、激昂する、愚痴を言う。

そんなことをしても先にはつながらない。

 

私にできることは、ただ淡々と、

自分の信念を全うして生きること。