視点を変える
子どもが外水栓で庭を水浸しにしている。
そんな状況を目の当たりにしたとき、
どういうか。
「何やってんのーーー!」
と、言いたい、私は。
が、子ども目線になってみる。
水って冷たくて気持ちいい。
洋服がぬれるのってなんだか不思議な感覚だ。
土に水がしみこむとゆるゆるしてくる。
足を踏み入れたら面白い感触!!
たのし~い!!
・・・といったところだろうか。
ふーむ、彼らは好奇心のままに動いている。
気持ちの赴くまま、今を生きている。
庭がぬかるみなったらどうなるとか、
水を出しっぱなしにすることがもったいないとか、
靴や洋服がドロドロに汚れてしまうとか、
なーんも関係ないのである。
頭でいろいろなことを考えてしまうから、
オトナは行動が制限されるのか。
最初から
「それはあかん。」
「これは無理。」
って、常にどこかで思っているのかもしれない。
オトナよりすごいぞ、子どもよ。
そんな行動力、何の恐れもない今を
私も生きてみたい。
・・・ちなみに、視点を変えたものの、
現場を見つけて咄嗟に
「何やってんのーーー!」
と、言ってしまった。